アロマテラピーとは

精油(エッセンシャルオイル)の香りを心と身体の健康のために役立てる自然療法のこと


精油を心身のバランスを整えるためなどの目的で、ストレスケア・リラクゼーション・美容や
健康維持に役立てることをアロマテラピーといいます。

その方法として利用されるのが、精油(エッセンシャルオイル)。
この精油はは原液を直接皮膚につけることができないため、
安全な濃度に薄めて使用します。

このとき使用する道具を「基材」といいます。

 

精油とは?

 

植物の花や葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などを原料とした天然の芳香物質。
100%天然のものを精油といい、「ポプリ用」や「アロマオイル」として販売されているものは精油とは言えません。また、オリーブ油やゴマ油のような油脂は植物油(キャリアオイル)となり、これもまた精油とは違います
精油には次のような特徴があります。

 

*非常に強い香りをもっている・・・芳香性

*空気中に放置すると蒸発する・・・揮発性

*油によく溶ける・・・親油性、脂溶性

 

100%天然といって安全というわけではなく、精油成分は非常に擬縮され濃厚なため、刺激となる場合もあります。そのため正しい知識や安全な扱い方を身につけることが大事です。








 

キャリアオイルとは?

精油を安全に使用していただくための道具(基材)の一つです。植物の種子などから得られる栄養分(ビタミン・ミネラル・必須脂肪酸など)が豊富なオイルのこと。植物油、ベースオイルとも呼ばれます。もっとも精油となじみやすく、肌への浸透がよく、美肌作用に効果的です。精油が皮膚への浸透性が高いため 精油を希釈しスキンケア・トリートメントなどに使用します。

  

   *ホホバオイル
   *スイートアーモンドオイル
   *マカデミアナッツオイル
   など


※精油成分を体内へ運ぶもの(キャリア)からキャリアオイルと呼ばれています。
 




 

その他の基材

キャリアオイル(植物油)も基材の一つですが、それ以外にも様々な基材があります。精油の香りを生活に取り入れるやすくしてくれる基材を紹介いたします。
 

・水(精製水・蒸留水)

 精製し不純物が 非常に少ない水のことです。アロマテラピーでは水道水は使用しません。消毒として塩素などの成分が含まれているため、精製水や蒸留水を使用します。

使用方法として
・ローション  ・アロマスプレー  など・・・
 

 

・芳香蒸留水(フローラルウォーター・ハイドロゾル)

  水蒸気蒸留法により精油を製造するときに同時に得られる蒸留水です。そのため精油の有効成分や芳香成分がわずかに溶け込んでいて、穏やかに効き目で美肌効果が期待できます。精油に比べ安くそのまま化粧水としても使用できます。アロマ初心者には使いやすい基材です。
ローズ・ラベンダー・オレンジフラワー・カモミールなどの蒸留水があります。

使用方法として
・そのまま化粧水 ・パックの材料 ・マッサージ前のローション ・ヘアーウォーター 
・アロマスプレー  など・・・



 

・植物バター  

 キャリアオイルの一つで見ためはバターのようです。栄養を豊富に含み、保湿や美容効果に優れていて体温で温めそのままスキンケアやヘアケアにも使用できますが、手作り化粧品やクリームの原料として使用することが多いです。
シアバターなどには精製したものと未精製のものとがありますが、未精製のものは本来の成分を損なわれることなく栄養豊かですが、独特の香りがあります。精油の香りを楽しみたいときは、精製品をおすすめします。
キャリアオイルよりも長期保存できるものが多いですが、酸化がわかりにくく冷暗所で保管しなるべく早めに使い切る方がいいでしょう。ものによりますが、開封前は1〜3年、開封後は冷蔵して半年〜1年になります。

 

・アルコール(無水エタノール・消毒用エタノール)

 精油は水にほとんど溶けないため、アルコールに溶かしてから水などを加えると、比較的よく混ざります。無水エタノール・消毒作用エタノールの使い分けは次のとおりです。

無水エタノール・・・香水や化粧品、アロマスプレーなどを作るときに使用ます。エタノールを99.5%以上含むため、肌などへの刺激を感じるときは、アルコール度35度以上のブランデー・ウォッカ・ホワイトリカーなどを代用して使用します。

消毒用エタノール・・・エタノールが76.9〜81.4%のものをいい、一般的に容器やガラス棒などの洗浄・消毒に使用ます。

※どちらも薬局で入手できます。

 

・ミツロウ(ビーワックス)

 ミツバチが巣を作るときに分泌する天然ワックスです。ロウに分類されるため油脂ではありません。植物油などに溶かして軟膏・クリーム・練香・キャンドルなどを作るときに使用します。色と香りを取り除いた白い精製されたものと、黄色い未精製のものとがあります。未精製のものはハチミツの香りと高い保湿や皮膚の軟化作用があります。精油の香りを楽しみたいときは、精製されたものを使用するといいですが、用途や好みに応じて使い分けるのもいいでしょう。

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・クレイ

 鉱物を主成分とする粘土で、収れん・吸着・洗浄作用がありクレイパック・クレイバス・石けん・湿布などに使用します。発掘された場所や含まれる成分によって色が違い、その効果も異なります。色別の効果は次のとおりです。

・ホワイトクレイ・・・クレイの中で作用が優しく、肌への刺激が少なく、穏やかに洗浄してけあなの汚れをよく落とし、デオドラント効果も期待できます。敏感肌・乾燥肌・初めてクレイを使用する人に向いています。

ピンククレイ・・・ホワイトクレイとレッドクレイをブレンドしたものが多く、肌を引き締めハリを与えなめらかにする効果があります。敏感肌・乾燥肌にも使えます。

イエロークレイ・・・肌を穏やかに洗浄して保湿します。夏のスキンケアには最適で、日焼した肌に水分を補給し美白効果もあります。脂性肌ニキビ肌にも効果的です。

レッドクレイ・・・アンチエイジングに最適なクレイです。鉄分や油分を多く含み衰えた肌にハリと潤いをあたえます。シミやシワの解消によく、老化肌・乾燥肌・脂性肌に効果的です。

グリーンクレイ・・・美白効果のあるクレイです。殺菌効果があり肌を強力に洗浄し高い吸着力のため、脂性肌・ニキビ肌・荒れた肌へのパックに最適です。

ブルークレイ・・・クレイの中で最も作用が強力で、少量をホワイトクレイとピンククレイにブレンドすると使いやすいです。美白効果のあるクレイで毛穴の汚れを落とし肌を引き締めるため、脂性肌スキンケアに向いています。
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・グリセリン

 脂肪や油脂からとれる無色透明の液体です。精油をよく溶かし水にもなじみ、優れた保湿力があり保湿性の化粧品や、クリームを作るときには欠かせない基剤の一つです。ただし、吸水性も強いので高濃度での使用は注意が必要です。

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・クエン酸

 天然のクエン酸は、梅干しやレモンになどに含まれいます。水やアルコールに解けやすく、化粧水やヘアリンスなどにも用いられます。酸性のため水垢や石けんカス等のアルカリ性の汚れの掃除に活躍します。

 




楽しく安全に使用頂くために次の注意事項・禁忌・分量は守って頂くようにお願いします。

アロマテラピーは植物から抽出した”精油”を使用します。植物から抽出したからといって安全とはいません。

*注意事項*

●原液を直接肌に塗らない

●原液を飲まない

●原液を目に直接入れない

●引火性のため、火気のないところで使用する

●子供やペットの手の届かない場所で保管する

●高温多湿や紫外線を避け、冷暗所で保管する

●妊娠中・授乳中・お年寄り・既往症方は専門家にご相談の上ご使用ください。
(詳しくは下部の禁忌で。)

●使用前にはパッチテストをする

●手作りのアロマクラフト等には作成日と内容をラベルに記載し、自己責任で使用し管理して下さい。

●手作り化粧品等は2週間以内に使い切ってください。

●柑橘系(ベルガモット、グレープフルーツ、レモン)の精油にはすぐに日光にあたるとシミや炎症が起こる場合があります。使用後や外出前、外出中に使用する際は十分ご注意ください。

 

※ アロマテラピーは医療の分野ではありません。治療や薬でもないため、使用にあたっては自己責任において楽しんで下さい。

 

*禁忌*

●妊娠中に避ける精油
・イランイラン
・カモミール(ジャーマン・ローマン)
・クラリセージ
・サイプレス
・ジャスミン
・ジュニパーベリー
・マジュラムスイート
・ゼラニウム
・ペパーミント
・ミルラ
・メリッサ
・ユーカリ
・レモングラス
・ローズ(アブソリュート・オットー)
・ローズマリー

●妊娠初期に避ける精油
・ティートリー
・パチュリ
・ベチバー
・ローズ(アブソリュート・オットー)

●授乳中に避ける精油
・ペパーミント
・ローズマリー

●高血圧の方は避ける精油
・ローズマリー
・ユーカリ

●てんかんの方は避ける精油
・ローズマリー
・ユーカリ

●肝臓の病気のある方は避ける精油
・ジュニパーベリー
・ブラックペッパー


●アルコール飲用前後の使用は避ける精油
・クラリセージ


*パッチテストのすすめ*


アロマテラピーを行ううえで、体調・体質・使い方によってはかゆみや刺激などを感じることがあります。特に敏感肌や、初めての精油を使用するなどの場合はパッチテストをおすすめします。原液をそのまま肌へつけることはいけません。希釈したオイルを使用して行います。やり方は次の通りです。
1.植物油5mlに精油を1滴加えよく混ぜ、精油1%濃度のオイルを作る。
2.前腕部の内側に適量を塗り、24〜48時間放置する。

 

*希釈の注意*

 

精油は直接の塗布や高濃度での使用はおすすめできません。

精油を使用して、化粧品を作ったりマッサージに利用するにあたって下記の希釈を守っていただきたいとおもいます。